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あなたは離婚を求められている妻との関係修復を切実に望んでいるが、次のようなことで悩んでいませんか。
- 修復を試みたけど逆に状況が悪化した
- 具体的な行動がわからない
- 妻との関係修復を失敗したくない
妻との関係修復において、やってはいけないことを調べているのは本当に正しい行いです。間違った対処を重ねるほど離婚回避の可能性は閉ざされます。
ここでは夫婦関係修復において絶対にやってはいけない言動を徹底解説。加えて妻との関係修復の重要ポイントも取り上げています。本記事を読めば、妻の心を取り戻せる可能性が大きく高まるでしょう。
※ すぐに適切な離婚の回避法を知りたい方は「妻との離婚を回避させる最善の方法」に目を通してください。
妻が心を固く閉ざした原因はすべてあなたにある
今あなたは妻から離婚したいと言われ強いショックを受けている。または妻があなたに対する接し方が、どんどん冷たくなっている状況に困惑していませんか。
「妻が離婚したい理由がまったく見当がつかない…」または理由を告げられたとしても「そんなことで離婚とか間違っている」と思っているかもしれません。
でもそんな無神経かつ他責思考のあなただからこそ、妻は心を固く閉ざしているのです。離婚危機を招いている原因は間違いなくあなただといえます。
妻が夫を拒絶するほど傷ついた心に、まったく気づけなかったあなたは夫として失格です。妻にとって今やあなたは苦痛を与えるだけの存在になっている現実から目を逸らしてはいけません。
逃げずに妻と向き合うことが大事
今のあなたは夫としての価値は限りなくゼロに近いと自覚したうえで、妻の心が離れた原因と逃げずにしっかりと向き合いましょう。あなたが
離婚寸前どころかもはや修復不可能な場合
あなたが妻との関係修復をどれだけ望んでいても、次の場合はほぼ不可能といえるでしょう。
- 世間体やプライドがあるから離婚したくない
- 大きな罪を犯してしまった
- ギャンブルによる多額の借金がある
- 長年にわたる別居状態
- 度を越したDVやモラハラをして傷つけた
- 浮気を何度も繰り返した
人としての信頼がゼロの状態では、何をしても妻の気持ちが変わることはありません。
夫婦関係修復を焦らないこと
夫婦関係修復への道のりは険しい、かつ長期化することを覚悟しておきましょう。今ある離婚危機は、妻があなたに対する長年の不満が溜まり続けた結果が招いたものです。
当然ながら妻のあなたに対する不信感は根強くあり、それを簡単に払しょくできるほど甘くはありません。
あなたが妻の心を正しく取り戻そうと行動しても、彼女は次のように感じるのです。
「どうせ一時しのぎで態度でしょ?」
「今さら改められても白々しい」
妻はしばらく夫の態度が変わったのを見ても、半信半疑で信じきれません。もういちど夫を信じたものの、再び裏切られ傷つくのを恐れているから、すぐには夫を許すことができないのです。
妻の心からの笑顔を取り戻すには時間が掛ります。「夫は間違いなく変わった」と確信に変わったなら、妻はあなたに歩み寄ってくれるでしょう。
※ 妻から離婚を請求された直後は特に焦ります。そのときの対応の詳細は「離婚回避は受け入れることの正しい仕方と復縁のポイントを解説【説得はNG】」で取り上げています。
妻との価値観の違いを受け入れる
妻との関係を修復するには、彼女を尊重し理解をもって受け入れ続けなければなりません。妻があなたに対して何か提案や要望を伝えたとき、否定ばかりしていませんでしたか。
これまでと同じくあなたの考えを押し通し続ければ、妻はいずれ離婚を確定させるでしょう。自分の存在を否定され、ぞんざいに扱われ続けている夫とはこの先やっていけないと思うからです。
もともとあなたと妻は赤の他人であることを再認識し、価値観の違いを受け入れましょう。多様化している現在において人の価値観は様々であるため、夫婦がすべての価値観を合わせるのは無理があります。
夫婦関係修復において妻へやってはいけないこと
ここからは夫婦関係を修復するにおいて、妻に対してやってはいけないことをお伝えします。内容は以下の通りです。
これらの行為は妻の離婚したい気持ちを確実に高めます。個別に内容をお伝えします。
妻に逆ギレする
浮気や暴力などの離婚原因を作ったのは自分のくせに、逆ギレして妻を責める男性は多くいます。逆ギレはもっとも愚かであり、離婚に向けてアクセルを全開で踏むような行為です。
逆ギレの例と結末
例えば、妻が夫の浮気現場の証拠の写真を突きつけて問い詰めたとします。夫は「探偵でいくら金を使ったんだよ! 俺が稼いだ金だろうが!」と逆ギレし妻を数度ビンタ。
暴力を振るわれた妻は子どもを連れて実家に戻ってしまった。その後、DV保護法による妻への接近禁止命令が出されると共に、弁護士から離婚請求の通知が届いた。
浮気と暴力行為をした夫には、もはや離婚を回避できる手段はひとつもありません。たとえ暴力を振るっていなくても逆ギレは最悪な対応であり、妻が離婚を確定させるきっかけに十分なります。
経済的な不安を理由に妻を引き留める
妻に対して離婚後の経済的な不安を指摘して、離婚を回避しようとする男性は多くいますが逆効果にしかなりません。あなたに離婚を求める時点にて、母親ひとりで子どもを育てる覚悟ができているからです。
「俺がいなくなれば生活にすぐ困るよ。子どもに我慢させるのか?」
「ずっと専業主婦だった君にまともな就職先はないよ」
このような言葉を聞かされた妻は次のように反発します。
「お金を離婚回避のカードにするのは人として終わってる」
「まともな就職先がないとか決めるとかバカにしすぎ!」
離婚後の経済的な不安を理由に離婚の撤回を求められるのは、妻がもっとも反発するやり方です。言われた妻は夫に強い嫌悪感しか抱きません。
離婚すれば養育費などを払う必要がある
もしかするとあなたは、離婚後の妻や子どもの生活について他人事みたいに感じていませんか。だとすれば大間違いです。夫婦に子どもがいる場合、離婚が成立すれば養育費を払う義務があるからです。
加えて、あなたに浮気などの有責行為がある場合は慰謝料や財産分与の支払いもあります。離婚に際して、あなたから妻へ支払いされるお金があれば、妻は当面は生活には困らず、その間に生活基盤を築けます。
以上のように、離婚を回避するために、離婚後の経済的な不安を指摘しても、妻を引き留める力にまったくならず、むしろマイナスだらけです。
子どもを理由に離婚を引き留める
妻に離婚を考え直させようとして、次のように子どもを理由にするのは一番やりがちです。
「離婚したら子どもが傷つくからかわいそうだよ」
「ひとりで子育てするのは大変だから考え直したら」
確かに離婚を考えた際、一番に悩むのは子どものことでしょう。多くの女性が自分の都合で子どもから父親を奪っていいのか? という葛藤します。悩み抜いた結果、妻はあなたと離婚するという答えを出しました。
両親そろっていてもギクシャクしいるよりは、父親がいなくても笑顔があふれる家庭の方が子どもにとって幸せだと判断したのです。
夫がいないほうが妻の負担も軽くなる
妻とすれば、離婚して子どもだけの生活の方が負担は軽くなります。例えば、次のようなことが挙げられます。
- 夫に合せたご飯を作る必要がないため楽になる
- 何かするとき夫のことを考慮しなくてもいい
- 深夜に帰宅する夫を待たなくてもいい
- 家でずっとダラダラしている夫を見なくてもいい…など
夫がいなくなることでストレスや負担が軽減され、妻は気持ちが穏やかになれるため笑顔になれます。結果、子どもも笑顔になり幸せに過ごせるのです。
以上のことから、妻にとって子どもは離婚を回避する理由にならないのです。
子どもがどうこうではなく、あなた自身がどうしたいのかを妻は聞きたいと思っています。
妻を否定し自分を正当化する
妻を否定し自分を正当化する言葉はマイナスにしかならないため、一切いりません。あなたの責任を妻に転嫁されることで、妻は離婚の態度を頑なにするからです。
例えば、浮気が原因で妻から離婚を求められているのに、次のような自分を正当化する言い訳をやってしまう男性は多いです。
「いつもセックスを断れていたから君が悪い」
「俺のことを優しくしなかった君にも原因がある」
「君は子どもばかり優先で俺のことはおざなりにされたから」
夫が浮気したことに妻は何ら責任がありません。すべての責任は原因を作った張本人です。体の関係が伴う浮気は法律の用語で不貞行為といって違法行為に該当します。
妻に許してもらいたいなら、自分が大きな過ちをしたことを認めて心から悔い謝罪する、なんて当然の行いです。それなのに浮気に走った責任を自分へと押し付けられた妻は呆れはて、離婚準備を本格的に進めるでしょう。
※ 浮気が原因で離婚危機に瀕している場合は「【妻に浮気を許してもらうには】許しを得るための行動と4つのポイント」を見てください。
妻との関係を修復したいのなら自責思考をする
夫に離婚を求めている妻、それを拒むあなた。この状況下では、どう考えても妻を否定して、離婚を回避しようとするのは間違った思考です。
離婚を回避したいのなら、すべては自分に原因があるという自責思考にならないといけません。
妻だって自分にも少しは悪いところがあるとは思っていますが、それを実際に指摘されると強く反発します。そして「やっぱり夫とは一緒にいられない」となるのです。
妻に離婚したいと思われているのも、離婚したくないのも全部あなたであることをしっかり自覚しましょう。
感情に任せた発言をする
妻にどれだけキツイ言葉を言われても、あなたは感情的になって妻と話をしてはいけません。特に負の感情を言葉にするのは絶対にNGです。
妻は感情的になっているあなたに何を言っても言葉が届かない、と思い心を閉ざします。または妻も夫につられて負の感情がさらに爆発し、あなたへ倍にして言い返すからです。まさに最悪な状況といえるでしょう。
妻はあなたから大切にされずに、傷つけられ苦しい思いばかりさせられたことに強い怒りがあります。
妻の感情をすべて受けとめる
あなたは妻に何を言われても冷静さを保たなければなりません。かつ感情的になった妻の心の内のすべて吐き出してもらい、しっかり受け止めることが必要です。
妻の話を傾聴すれば、彼女も徐々に落ち着きはじめ、冷静に話し合いができるようになります。
しつこく話し合いを要求する
あなたが夫婦関係を修復の話し合いを求めても、妻が拒絶する場合もよくあります。代表的なのは、浮気が原因で離婚危機に陥っている場合です。
今の妻はあなたと話をしたくないし顔も見たくありません。「私を裏切って浮気したあなたと話すことなんてない」と怒りの感情でいっぱいです。
妻の負の感情がピークのときに、しつこく話し合いを求めても彼女が応じることは一切期待できません。
離婚危機に焦って、今すぐ妻と話し合いをしなければ、という気持ちはわかります。しかし無理な話し合いは妻のあなたへの拒否感をさらに強めるだけです。
今は妻の話をしたくない気持ちを尊重し、彼女の様子を見守ることが大事です。
安易に別居には応じる
妻との関係修復を望むのなら、妻が別居したいと言ってきても、安易に応じてはいけません。夫婦がいったん別居すれば、そのまま離婚する可能性が非常に高いからです。
国の統計だと別居した夫婦の82.5%が1年以内に離婚しています。(厚生労働省:別居期間別にみた離婚より)
別居した夫婦の多くが離婚となる原因は、夫婦関係修復に欠かせないコミュニケーションをとる機会が激減するからです。
本来ならあなたがこれまでの自分の過ちを反省し、改めた姿を妻に見せ続ければ、妻の頑なだった態度も軟化します。変わった夫を見れば妻も少しずつ歩み寄ろうとするでしょう。別居すれば妻へ何も伝えられません。
※ 別居がNGな理由である詳細は「夫婦関係修復でやってはいけない17の言動【妻との修復ポイントは5つ】」で取り上げています。
実際に妻が家を出て行った場合
妻が別居を強行する場合もあるでしょう。この場合は妻の別居先に押しかけて無理やり連れ戻そうとしては絶対にいけません。ますます妻に嫌われるだけだからです。
当然ながら、何度も妻へ電話したり、大量のLINEを送ったりしてもいけません。
あなたのやり直した気持ちを妻へ伝えたいなら、自筆の手紙を送るようにしましょう。
謝罪の気持ちを一方的に押し付ける
離婚したくないからといって、妻に泣いてすがりつき謝罪の気持ちを一方的に押しつけてはいけません。妻は卑屈に懇願してくる夫を見ても何の感情も湧かないか、または気持ち悪いとしか思わないからです。
謝罪するのは当然ですが謝って許されるなら警察は不要ですし、謝罪を一方的に押し付けられても迷惑です。よって謝罪は心に込めて数回ほどにしましょう。
今やるべきは妻にすがりつくことより、妻との話し合いの機会を設け、冷静に彼女の声を受けとめることです。
上から目線の言葉を口にする
妻に対して上から目線の言葉を言ってはいけません。妻はこの期に及んでも、夫は自分の気持ちに寄り添おうとしないと感じるからです
上から目線の言葉の例を挙げると「君が求めるなら~できます」「家事を手伝ってもいいです」などです。
もしあなたが、この言葉が上から目線だとわからないのなら、メンタルクリニックに行くべきでしょう。自身のモラハラを改善しようとする姿を妻に見せない限り、離婚を回避できる可能性はありません。
ネガティブな発言をする
今後はネガティブな発言は控えましょう。家族に対してだけではなく、あなたの周りのすべての人たちに対してグチや悪口は言ってはいけません。
ネガティブな言葉はマイナスの思考や心を作り上げ、不幸な出来事を引き起こすからです。負のオーラで一杯の状態ではあなたを嫌悪している妻の心をさらに刺激します。
言葉は言霊と言われる通り、ポジティブな言葉はプラスとなる要素を引き出します。心を閉ざしている妻に対しては常にポジティブな心で接しましょう。
常にポジティブな姿勢でいるための基本は感謝と笑顔です。妻には笑顔で日ごろの感謝を伝えてください。
無理やりスキンシップをとる
夫婦関係修復においてスキンシップをとるのは有効ですが、無理やりスキンシップをとるのは禁物です。
洗面所などの狭い場所で、妻があなたにぶつからないよう明らかに警戒している場合は、触れられるのを拒絶しています。
スキンシップを強行する結末
妻があなたを受けとれない状態で無理にスキンシップをとれば、妻は険しい声で「やめて!」と全力で拒否します。
無理に妻とセックスをしようものなら、あなたは蹴っ飛ばされ、まるでゴミを見るような目で睨みつけられるでしょう。
離婚届に署名する
妻から「私とやり直したいのなら離婚届に署名して。あなたが裏切らないように保険にしたいの」などと言われても応じないでください。
妻が離婚しないと本当に思っていても、途中で気が変わるかもしれないからです。または最初から夫を騙そうとしている可能性もあります。
双方の離婚意志が合致しない届出は無効ですが、そのような離婚届でも役所がいったん受理すると簡単には無効にできません。
無効にするには裁判所の手続きが必要ですので、大変な労力と精神的負担がかかります。
既に離婚届へ署名してしまった場合
既に離婚届へ署名してしまった場合は、直ちに「離婚届不受理申出」を本籍地の役所に提出しましょう。不受理申出をしておけば、それを取り下げるまで離婚届は受理されないからです。
あなたが離婚届に署名してなくても、妻が離婚届を偽造して勝手に出す恐れがある場合も、離婚届不受理申出をしておきましょう。
※ 離婚届不受理申出の書式は、札幌市など自治体のホームページでダウンロードできます。
元の自分に戻ってしまう
あなたが夫婦関係の修復しようと正しい努力を続けた結果、頑なだった妻の心が開き始めたとします。だからといって元のあなたに戻っては絶対にいけません。
妻は上辺だけでしか改めないあなたに失望するからです。あなたへの信頼を完全になくした妻は離婚を確定させるでしょう。
何も対処せずに放置する
離婚危機を迎えたあなたは今、妻から「今すぐ離婚して」「あなたを許す気はまったくない」などと強く突き放されている状態でしょう。
精神的に非常にキツイ状態でいたたまれない気分でしょうが、何も対処せずに、黙って落ち込んでいても状況は悪化する一方です。
夫に放置される妻の気持ち
妻は離婚を決意するほど夫に苦しめ続けられた。そのうえ放置もされることで、「私の存在は夫にとって何なの…」などやるせない気持ちでいっぱいになります。
同時に何も対処しないあなたにさらなる強い怒りや悲しみを覚えます。放置状態が続くほど妻の気持ちは頑なになり、離婚を確定させるでしょう。
離婚を回避したいなら、夫婦関係修復に向けて今すぐ動く必要があります。
その他、夫婦関係修復でやってはいけないこと
妻に対して以外のことで、夫婦関係修復でやってはいけない行為を取り上げます。内容は次の通りです。
これらの内容は一見は良いことだと感じるかもしれませんが、離婚に繋がりやすいNG行為です。個別に内容をお伝えします。
弁護士に相談する
弁護士は夫婦関係修復に関する相談先として不適切です。弁護士は法律のプロではありますが、夫婦関係修復に関しては専門外だからです。
もし妻が離婚裁判を起こしたとき、離婚判決がでるかどうかの判断は、弁護士なら法律や判例に沿ってしっかり判断できるでしょう。しかし夫婦関係修復は、法律を適用して解決できるほど単純ではありません。
弁護士に依頼し失敗する例
法律を適用して夫婦関係修復を試みようとすると、逆効果になる可能性が高いです。
例えば、妻が家を出て行ったとして、弁護士に離婚したくないと弁護を依頼したとします。弁護士は妻を夫婦の家に戻るように促すため、次のような通知を送る可能性があります。
「特段の事由がない一方的な別居は、民法752条の夫婦の同居義務違反にあたるため、貴殿は夫婦の住まいに戻る必要がある」
無機質な通知を見ても妻の心は何ひとつ動きません。
そもそも夫婦の問題なのに、自分で修復を試みない夫に絶望するでしょう。
弁護士が関与すると離婚する流れになる
弁護士に相談すると、以下のような理由で離婚する流れになるリスクもあります。
よくドラマなどで弁護士が法廷で、相手の矛盾や落ち度を強く指摘するシーンをよく見かけます。その影響もあり弁護士は攻撃的なイメージが強いです。
よって妻が夫に弁護士が関与していると知ると、自分が不利になってはいけないと思い弁護士に対応を依頼するでしょう。夫婦双方に弁護士がつけば、離婚に向けて勝手に話が進みかねません。
離婚に誘導される恐れがある
弁護士も夫婦関係を修復させるのは難易度が高いとわかっており、手離れが悪いとの認識をもっている可能性が十分あります。
夫婦が離婚するほうが自分たちには好都合なのです。よって双方の弁護士が都合を合わせ、離婚へ誘導してくる可能性があるのです。
以上のことから、夫婦関係修復において弁護士は不要です。 ※夫婦関係修復に関しての適切な相談先の詳細は「妻と離婚したくないときの相談は誰に?【相談OKな人物とダメな人物】」で取り上げています。
話し合いに両親を入れる
妻との関係修復に関する話し合いに、あなたの両親を絶対に入れてはいけません。相談すらも不要です。あなたの両親は自分の子どもがかわいいために庇い、妻が悪いと非難する可能性が十分あるからです
例えば、離婚危機の原因が浮気だったとします。妻を傷つけたあなたは離婚を回避したくて話し合いの場に自分の両親を入れました。
あなたの両親は息子が悪いと思っていても、妻に対して次のような言葉で息子をかばうのです。
「浮気した息子も悪いけど、子どもばかりで息子のことを疎かにしたアナタも悪いわよ。両方に責任があるだから離婚とか言わないで」
夫の両親から、無神経な言い分を聞かされた妻は強く反発し、こんな義両親ともきっぱり離れたいから離婚する、となるでしょう。
もしお互いの両親を話し合いに入れようものなら、両家のバトルに発展するので離婚回避はもはや不可能です。
早期に円満調停で夫婦関係修復を試みる
妻との話し合いも十分できていないのに、円満調停を申し立ててはいけません。
妻は自分で関係修復に向けて努力しない夫に、心から愛想を尽かすからです。加えて調停での話し合いは妻に大きな負担も掛けます。
円満調停とは簡単にいえば、夫婦が家庭裁判所の調停室にて、第三者を交えながら関係修復について話し合う制度のことです。
円満調停ではじっくり話し合えない
円満調停では夫婦関係修復が難しい理由は他にもあります。
円満調停は1ヶ月~1ヶ月半の間隔で行われ、調停で話し合う時間も1回あたり2~3時間だけです。加えて、基本的に夫婦が直接話し合うのではなく、調停委員という第三者を挟んでの話し合いです。
妻の心を開かせるには時間がまったく足りませんし、調停委員を通してでしか話ができないので、夫の気持ちが伝わりにくいです。
限定的な環境下での話し合いでは、妻との関係を修復するのは困難と言わざるを得ません。
一方、妻と直接に話し合いする分には、彼女が応じれば毎日だってできます。
1ヶ月~1ヶ月半に1度、2~3時間ほどの第三者を通じての話し合いと、妻と面と向かって時間の許す限りの話し合い。どちらが離婚回避できる可能性が高いといえば、間違いなく妻との直接の話し合いでしょう。
円満調停は最終手段
円満調停を申し立てるタイミングは、あくまで最終的な段階となります。
妻と別居状態でまったく話し合いに応じてもらえない。何度も話し合いをしたが、妻の考えは変わらない場合など、自分だけではどうしようもない場合に申し立てましょう。
なお妻から離婚調停の場で話し合いを求めてきたとしても、同様の理由で応じてはいけません。まずは夫婦で話し合いを試みるのが基本です。
夫婦関係を修復する5つのポイント
ここまで夫婦関係を修復においてやってはいけないことの詳細を取り上げました。次は妻との関係を修復するためのポイントをお伝えします。内容は次の通りです。
妻との関係を修復するためにやるべきことは多くありますが、箇条書きにした内容は特に重要です。内容を個別にお伝えします。
自分のために離婚したくないと伝える
妻と離婚したくない理由は、自分自身のために離婚したくないと必ず伝えてください。妻もあなた自身がどう思っているか聞きたいからです。
「子どもや親が悲しむから」などと誰かを理由にしてはいけません。「僕が生きていくためには君や子どもが必要だから離れたくない」と妻の顔をしっかり見て素直な気持ちを伝えましょう。
自分には妻が必要である理由を伝えるとき、間違っても「家のことや子育てをしてくれるから」と言ってはいけません。無神経すぎる理由に「私はあなたの家政婦じゃない!」と激怒され、離婚を確定させるでしょう。
自分を大きく変える
あなたはこれまでの自分を大きく変える必要があります。妻にとって今のあなたは離婚を求められるほど苦痛な存在だからです。妻を二度と苦しめない自分に変わることなしに、関係修復は一切望めません。
あなたの妻に対する心ない言動が、彼女を長年苦しめてきました。それが蓄積し爆発した結果、あなたを受けつけなくなったのです。妻を傷つけてきたあなたのままでは、当然ながら離婚となります。
妻があなたの何に苦しんだかを知る
妻との関係を修復するには、あなたのどんな言動が妻を苦しめたのかを知り、直すことは必須条件といえます。
人を変えたければ自分の方から変わる。これは人間関係においての鉄則です。
あなたがこれまでの彼女に対する言動を心から悔い、必死に変わろうとしている姿を見せれば、妻も少しずつ心を開くでしょう。
妻の言葉を傾聴する
妻との話し合いができる機会があるとき、絶対にするべきことは「傾聴」の姿勢です。傾聴とは耳や目、心を傾けて真摯な姿勢にて相手の話を聴くことをいいます。
妻の心に触れないと彼女の気持ちがわからないため、いつまで経っても妻には寄り添えません。
あなたこれまで妻の声を適当に流してきたからこそ、離婚危機に陥っているのです。せっかく妻と話し合いができるチャンスなので、妻の声に耳をすまし、彼女の心に苦しみに寄り添いましょう。
妻の苦しみを理解し共感する
妻の話すことには共感や理解をもって聴く必要があります。妻のあなたに対する負の感情を受けとめるためです。 妻があなたと離婚したい理由や、いきさつなどを肯定的な関心をもって傾聴しましょう。
あなたの意見や評価はいっさい不要です。
今あなたは「妻と離婚したくないのに同意なんてできるわけない!」と思ったのではないでしょうか。確かに離婚への同意はできませんが、理解や共感は十分に可能なはずです。
「傷つける言動を頻繁にしていた自分に対し、憤りを感じているあなた(妻)の気持ちを僕は理解し、真摯に受けとめます」
「こんな男と離婚したくなる気持ちは当然です。君の立場になれば同じ気持ちになると思います。僕は本当に最低な夫です」
妻の話を全面的に共感や理解をする姿勢で耳をすませば、彼女のあなたに対する負の感情は少しずつ払しょくされるでしょう。
※ 妻との離婚回避の話し合いに関する詳細は「離婚回避に繋げる話し合いのポイントを解説【妻に届く3つの言葉】」で取り上げています。
手紙で妻へ想いを伝える
妻の心を開かせるための方法として、手書きの手紙であなたの想いを伝えるのは非常に有効です。あなたの妻への気持ちが伝わりやすく、彼女の硬直した心が和らぐからです。
LINEやメールなどで伝える方法もありますが、無機質な感じですし読まれずに消去される可能性も十分あります。一方、手書きの手紙は特別感があるため、妻は内容が気になり読む可能性が高いでしょう。
しかし不用意な手紙は妻の怒りだけを買い、離婚を確定させる事態になりかねないため注意が必要です。
気持ちがしっかり伝わる手紙のポイント
妻にあなたの気持ちがしっかり伝わる手紙は次の通りです。
- 心をこめて手紙で丁寧に書く
- 謝罪ばかりを羅列しない
- 妻を肯定し感謝を伝える
- 妻が望む未来を提示する
これらのなかで一番に重要なのは「妻を肯定し感謝を伝える」です。
妻から離婚を求められたことで、妻があなたにとって大切な人かわかったはずです。感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
※ 妻との関係修復に関する手紙の詳細は「妻が離婚を一旦考え直す手紙のポイント徹底解説【夫婦関係修復へ繋げる】」で取り上げています。
なお妻と関係修復するためには、義両親へも謝罪などの手紙を送ることをオススメします。詳細は「妻の両親(義両親)への謝罪の仕方【手紙や実家に行く場合のポイント】」で取り上げています。
誓約書を差し出す
あなたに浮気や妻への暴力などの有責行為があるなら、誓約書を作成して妻に差し出しましょう。
誓約書とは
誓約書とは契約書の一種であり、夫婦間において、一方から他方に差しだす形で約束事を記載した書類となります。
例えば、あなたが浮気をした場合は、「今後は二度と不倫行為を二度としません」など内容を載せた書面を作成し、妻に差し出します。
不倫行為をしないという約束だけではなく、次のような罰則を書面に盛り込むのが一般的です。
「約束を破ったときは慰謝料〇〇〇万円を支払う」
罰則事項を明記することで妻は夫の覚悟がわかるため、修復へのチャンスを与えられる可能性が高まります。
以上が夫婦関係を修復するための重要ポイントなります。さらなる詳細は「妻との関係修復のやり方を徹底解説【5つのポイントで夫婦の絆を取り戻す】」で取り上げています。
夫婦関係の修復に疲れてしまったときは
妻のあなたに対しての愛情が戻るまでの道のりは長いです。必死に努力を続けても、彼女は心の扉をずっと閉ざしたままの場合もあります。
妻との関係が進展しないことに疲れたなら、以下のように考えましょう。
妻に見返りを求めない
「妻との関係修復にこれだけ尽力しているのだから、妻は僕のことを必ず認めてくれるはず」といった見返りを求めてはいけません。
夫が見返りを求めて行動をしているのを妻に気づかれ、次のように重荷に感じます。
「夫が私のために変わろうとしているのはわかるけど、それに答えなければと思うほどしんどくなる…」
離婚危機を迎えながらも、今も妻がそばにいる日常があるだけでも十分じゃないですか。焦らず妻への感謝の気持ちをもって自然に接していれば、妻もいつかは心を開くでしょう。
「絶対にしなければ」という気負いをなくす
「妻と関係修復のために〇〇を絶対にしなければ!」という気負いはなくしましょう。ネガティブな感情に流されやすくなるからです。
また高いテンションを常に保つのは簡単ではなく、できないことで自己否定に走るなど逆にストレスを抱えます。
「今日は妻といつもより多く会話ができたからOK」
「家事育児のフォローが自然とできている自分をほめよう」
「完璧ではなかったけど、子どもとたくさん遊んだから良しとしよう」
このようにポジティブな思考でいれば、心の余裕を持てるようになります。
以上のような姿勢で妻に接すれば、夫婦関係の修復に疲れ果てる事態を防げるでしょう。
NG言動を守って焦らず関係修復の努力を続ける
妻の関係修復において、絶対にやってはいけない言動を詳しく解説しました。
NG言動を守り、あなたが変わる努力を続けていれば、妻も少しずつ心を開くでしょう。関係修復を焦らずに、妻の心へ寄り添う姿勢を貫き通してください。きっといつかは幸せな家庭を取り戻せますよ。
妻との離婚を回避させる最善の方法
妻から離婚を求められているあなたは、次のような悩みや考えがあるのではないでしょうか。
- 妻とは絶対に離婚はしたくない
- 何をしても妻は許してくれない
- どうすれば離婚を考え直しくれるかわからない
- 調停になったが、それでも離婚を回避したい
- 離婚を回避するための確かな方法が知りたい
私も妻から離婚を求められましたが、何をすればいいかわらず絶望の淵にいました。そんなとき妻との離婚を回避するために、最善だと信じられる方法を知れたことで、今も夫婦を続けられています。
あなたが妻との離婚回避に関して悩んでいるのなら、私が取り入れた離婚回避の方法は、きっと参考になると思います。詳しくは下のリンクから確認ください。
併せて確認しておきたい記事
妻との離婚回避は手遅れか否かを解説しています。