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妻に離婚を求められた、または子どもを連れて出て行かれたあなたは、次のようなことを思っていませんか。
- 誰かに話を聞いてほしい
- 相談で離婚危機を脱するヒントがほしい
- でも誰に相談すればいいかわからない…
離婚の崖っぷちにいる状況なら、誰かに相談したいと思うのも当然の感情です。しかし相談相手を間違えると、取り返しのつかない事態となり、離婚を確定させる恐れがあります。
ここでは妻と離婚したくない場合の相談先を解説。この記事を読めば、あなたに合った相談先がわかり、離婚回避につながる手掛かりを知れる可能性が高まります。
なお離婚危機に陥ったばかりなら、「離婚回避は受け入れることの正しい仕方と復縁のポイントを解説【説得はNG】」の記事も合わせて確認ください。
妻と離婚したくないのに別れないといけない?
「自分には浮気や暴力などの問題行為はまったくないけど、妻が離婚を求めてきたら別れないといけないの?」と思っていませんか。
結論からお伝えすれば、あなたが離婚を拒否したいのなら応じる必要はありません。離婚は夫婦の意思が合致する必要があるからです。
「離婚調停の段階」までは、離婚するかしないかの選択権はあなたにあります。
離婚が強制的に成立するのは離婚裁判だけ
あなたがどれだけ妻と離婚したくないと拒否し続けていても、強制的に離婚となる場合があります。妻が離婚裁判をして離婚判決を得たときです。
裁判所が離婚判決を出すのは、次の「法律上の離婚原因」のいずれかに該当した場合です。
- 不貞行為
- 悪意の遺棄
- 3年以上の生死不明
- 回復の見込みがない強度の精神病
- 婚姻を継続し難い重大な事由
①~④を簡単に説明します。「不貞行為」とは、妻以外の女性と性交すること。「悪意の遺棄」とは、妻に生活費を渡さない、夫に労働意欲がない場合などです。
「3年以上の生死不明」と「回復の見込みがない強度の精神病」は言葉通りの意味となります。
婚姻を継続し難い事由とは
婚姻を継続し難い事由」とは、夫婦関係の修復が不可能にまで破たんしている状況を指します。何とも曖昧かつ広範囲で特定が難しい内容です。
なにが「婚姻を継続し難い重大な事由」になるかは、裁判官の判断によります。過去の判例をみると、次のようなケースが婚姻を継続し難い重大な事由と判断しています。
- 性格の不一致
- 暴力
- 性的問題
- 度を越した浪費
- 強度のモラハラ
- 犯罪…など
あなたは「性格の不一致」を主張されれば簡単に離婚されてしまう…と不安になったかもしれませんが大丈夫です。「単にお互いの性格が合わない」だけでは、「婚姻を継続し難い重大な事由」と判断されません。
性格が合わないことに加えて、その他の要因も必要となります。
「離婚不受理申出」で強行離婚を防ぐ
妻が夫に無断で離婚届を提出して、強行的に離婚を成立させる場合があります。役所は署名や押印が本人たちにより本当に行ったものが確認しようがないため、このような届出でも受理されます。
当然、本人の意思に反する離婚届は無効ですが、無効にするには裁判所での手続きが必要となり大変な労力が掛かるのです。
妻が離婚届を偽造して提出する恐れがあるなら、役所に「離婚届不受理申出」の届出をしておきましょう。
不受理申出をしておけば、それを取り下げるまでは離婚届は受理されません。なお離婚届不受理申出書の用紙は札幌市のホームページなどからダウンロードできます。
法律上の離婚原因に該当しなくても
あなたが法律上の離婚原因に当てはまらなければ、強制的に離婚という事態になりません。しかし妻との関係が修復できなければ、冷めきった関係が嫌になり、いずれ離婚を選択する可能性が高いでしょう。
たとえ、あなたが「妻の心はいつかきっと戻るはず」とじっと耐えていても、妻は家を出ていく可能性も十分あります。別居が長期間にわたり続けば、「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当するのです。
妻にあなたとやり直したいと思わせない限り離婚は免れないため、やはり関係の修復は必須といえます。
妻と離婚したくない場合の5つの相談先
妻と離婚したくない場合の相談先として、なりうる相手は次の通りです。
個別に内容をお伝えします。なお家事相談室や行政書士は場面が限られます。
離婚を回避できた成功者の思考を学ぶ
相談先としてもっとも最適なのは、妻との離婚を回避できた成功者です。成功者の思考や成功事例のマネをすれば、離婚が回避できる可能性が高まるからです。
妻が離婚を求める原因はあなたにあります。離婚を考え直してもらうには、あなたが変わらないといけません。どう自分を変えるべきかを、離婚回避の成功者からアドバイスを受けるのが一番です。
もしあなたの身近に離婚回避の成功者がいるなら絶好のチャンスといえます。
カウンセラーは精神状態の改善をサポートする
相談者の心理や、精神状態の改善のためのサポートをしてくれるカウンセラーに相談するのも有効な手段です。カウンセリングを受けることで、自分の問題点に気づけ改められるからです。
欧米ではカウンセラーは一般的な存在ですが、日本では敬遠されがちです。一番の理由は、カウンセリングを受けることで、うまくいっていない、または心が病んでいるという認識を持たれるからでしょう。
答えを教えてくれるわけではない。
心理学の理論をベースとしたカウンセラーは、正解を直接教えるというものではありません。相談者が自分で答えを見つけていく手助けをする存在です。
よって答えに辿りつくには、継続してカウンセリングを受ける必要があるため、経済的な負担も考慮する必要があります。
費用の大まかな目安としては、対面形式によるものだと1時間あたり10,000円ほどです。まとまった費用が用意でき、自分で納得した答えを出したいのなら、カウンセラーに相談するといいでしょう。
占い師の鑑定で新たな気づきを得る
問題解決の糸口のきっかけを見つけるため、占い師に相談するのもひとつの手段といえます。大手企業の経営者や有名スポーツ選手など成功者も、専属の占い師による鑑定を頼りとする人も多いです。
占いは統計学に基づく各占術の理論をベースにしています。相談内容をもとに占い、その結果を見て結論をだします。占いの結論に「従うかどうか」「信じるかどうか」は、その人次第です。
信じることで精神的な負担が軽減されるなら、占い師に相談する価値はあるでしょう。
費用の大まかな目安としては、対面形式だと30分あたり5,000円ほどです。なお電話による占いなら無料鑑定もあります。
調停の段階なら家庭裁判所の家事相談室
妻から離婚調停を申仕立てられた、また自分から円満調停を申し立てる際は、家庭裁判所の「家事相談室」にて相談が可能です。相談に対応するのは主に家庭裁判所の職員となります。
相談できる範囲は限られており、調停の手続きや申し立て方法が主となります。具体的には、調停制度の仕組みや流れ、申し立て方法、書類の書き方などが無料で相談可能です。
「このケースは離婚回避が可能か」「何をすれば妻と復縁できるのか」といった、個別の案件に関する具体的な相談はできません。
円満調停は最終手段
円満調停の申し立ては、別居中の妻とまったく話ができないなど、解決方法がない場合に申し立てるようにしましょう。まずは夫婦でじっくり話し合ったほうが、復縁できる可能性が高いからです。
誓約書を作成する場合には行政書士
離婚を回避する場合の手段として、「誓約書」を作成する場合があります。誓約書とは契約書の一種で、夫婦間において一方から他方に差し出す形で約束事を記載した書類です。
誓約書を作成する場合は、「夫婦カウンセラー」の資格をもつ行政書士への相談がオススメ。夫婦が修復するためのポイントなどやアドバイスを受けられるからです。初回は相談無料のところも多く気軽に相談できます。
なお行政書士は離婚協議書の作成もできます。相談する際は、妻に離婚に関する相談をしていると勘違いされないように注意しましょう。
- どの相談先もあてがない
- 5つの相談先の末尾で、どの相談先もあてがないなら、自分で離婚回避の対策をするしかありません。適切な離婚回避方法については「妻との離婚を回避させる最善の方法」に目を通してください。
離婚したくない場合の不適切な3つの相談先
妻と離婚したくない場合の相談先として、基本的に避けるべき相手は次の通りです。
個別に内容をお伝えします。
弁護士は夫婦修復に関しては専門外
妻と離婚したくないのなら弁護士に相談するのは避けましょう。弁護士の多くは離婚手続きのプロであって、夫婦関係の修復は専門外だからです。
確かに弁護士は、離婚するときには頼りになりますが、夫婦関係修復においては逆効果になる可能性が高いです。
例えば、弁護士に依頼すれば、次のような無機質で何の意味もない通知が妻に届きます。
〇〇殿と当方依頼者の婚姻関係は、いまだ破綻に至っているとは言い難く、したがって、当方依頼者は、〇〇殿による離婚の申し入れに応じることはできません。
通知書を見た妻の心は何ひとつ動かないどころか、自分で夫婦問題の解決を試みない夫に失望し、決意をより固めます。夫婦関係の修復は、法律を適用させて解決できるほど単純ではありません。
妻が臨戦態勢に入る
弁護士には攻撃的なイメージもあるため、夫婦修復の場面において不向きです。例えば、テレビドラマで法廷に立つ弁護士が相手の矛盾などを突き、攻撃しているシーンをよく見ますよね。
夫が弁護士に相談しているのを知れば、妻は不利な流れになるのを防ぎたいと思い、弁護士をつける可能性が高いでしょう。お互いに弁護士がつけば、勝手に離婚の方向へ話が進みます。
お互いの弁護士が案件を早く解決させようと思い、難易度が高い夫婦修復より誘導しやすい離婚へ話を進めるからです。
両親は自分の子どもをひいきする
離婚したくないなら両親に相談するのは避けるべきでしょう。両親は自分の息子が可愛いため、客観的な判断ができないからです。離婚原因を作っているあなたの味方になる可能性が十分あります。
例えば、離婚危機の原因が浮気だとしましょう。相談された両親はあなたを責めるのではなく、1度の浮気で離婚を求める妻の方はおとなげない、などと援護をしがちです。
離婚を回避させるには他責思考では失敗するため、あなたを守ろうとする両親へ相談してはいけません。
両家のバトルに発展する恐れも
最悪な展開は、夫婦の問題が両家のバトルに発展することです。妻も自分の両親に相談すると、同じように娘の味方なりあなたを非難します。
お互いの両親が、自分の子どもを相手の両親から非難されていると知れば、負け時と応戦します。両家がバトル状態になると、もはや収拾がつかず離婚は避けられません。
両親に一緒に謝ってもらうのは効果的
あなたとあなたの両親が一緒になって、妻へ謝ってもらうのは効果的といえます。夫の両親が自分へ頭を下げていることで、妻の心の傷が多少は癒されるからです。
大切なのは、あなたは両親に相談するのではなく協力してもらうことです。「自分が全面的に悪かったせいで妻に離婚を求められている。離婚したくないから一緒に謝ってほしい」とお願いしましょう。
両親が承諾した場合は、妻を否定する言葉は絶対に言わないでほしいという念押しが必要となります。お伝えした通り、両親は自分の息子を守ろうとするからです。
友人・知人への相談は第三者に広まる恐れがある
友人・知人への相談はあなたの離婚話が、第三者へ広まる可能性があるため避けましょう。あなたから相談を受けた友人や知人が「ここだけの話だけど…」と第三者に話す可能性が十分あるからです。
ここだけの話はここだけで済まない可能性が高いといえます。結果、あなただけでなく妻や子どもも傷つけていまい、取り返しのつかない事態になりかねません。
同姓の友人知人には妻の気持ちがわからない
友人・知人への相談を避ける理由は他にもあります。あなたが相談をするとなると相手は同じ男性になるかと思いますが、はたして妻の気持ちがわかるでしょうか。答えはNOです。
同姓の友人・知人からのアドバイスなどは、男性目線であるため的外れであると言わざるを得ません。あなたと考えていることと大して変わりがないので、何の解決にも繋がらないでしょう。
友人・知人に話すメリットがあるとすれば、グチを聞いてもらえば心が幾分か晴れることでしょう。
信頼できる女性の親友なら
もしあなたが心から信頼できる女性の親友がいるのなら、相談するのはオススメできます。
女性としてあなたの妻の気持ちは理解できるので適切なアドバイスを得られやすいからです。
心から信頼できる人物がいないのなら、相談すべきではありません。興味本位で聞かれて、適当に同情されて終わる可能性が十分あるからです。
加えて、話好きな女性ゆえに第三者に離婚話が広まるリスクも高まります。
離婚回避を望むなら絶対にしてはダメなこと
最後に、妻と離婚したくないあなたが絶対にしてはいけない言動をお伝えします。妻に不適切な言動をして、状況を悪くしないためにも必ずチェックが必要です。絶対NGの言動は次の通りです。
個別に内容をお伝えします。
離婚後の経済不安を理由に引き留める
離婚を求めている妻に対して、次のような言葉を口にする男性は多いです。
「離婚後は今のような生活レベルは期待できないぞ」
「小さな子どもが2人もいるのに満足に働けないだろう」
「子どもがしたいことを満足にさせてやれないのは不幸だ」
離婚後の経済的不安を理由にして、妻を引き留めようとするのは絶対にしてはいけません。妻がもっとも腹が立つ言葉だからです。妻は経済的に今より苦しくなるのは当然わかっています。
経済的には今の方が良いけど、夫のいない生活の方が自分と子どもは幸せだと妻は判断したのです。
※ 離婚回避ができる妻との話し合いについては「離婚回避に繋げる話し合いのポイントを解説【妻に届く3つの言葉】」で取り上げています。
謝り続けて許しを請う
離婚を考え直してほしいからといって、妻に謝り続けて許しを請うのはNG。妻は一方的に謝罪を押し付けて、すがり続ける夫を見て「気持ち悪い」という感情しか湧きません。
妻に離婚を求められて焦る気持ちはわかりますが、まずは冷静になりましょう。今は妻の傷ついた心に寄り添い、あなたを改める他ありません。
自分を正当化する言葉
自分を正当化する言葉を口にしてはいけません。例えば、浮気で離婚危機を迎えている場面にて、次のような理由で自分を正当化する男性は多いです。
「何度セックスを求めても君に断られたから」
「君が子どもにばかりかまって寂しかったから」
「相手がしつこく言い寄ってきてから、つい」
あなたが自分を正当化する言葉を並べるほど、妻には自分の都合が良い、身勝手すぎる言い訳にしか聞こえません。自分の過ちを誰かのせいにする夫に虫唾が走るでしょう。
※ 浮気が原因で離婚危機に瀕している場合は「【妻に浮気を許してもらうには】許しを得るための行動と4つのポイント」が参考になります。
別居に応じる
妻から「今はひとりになって冷静になりたいから、しばらくの間だけ別居したい」と言われても、基本的に応じてはいけません。別居すればそのまま離婚する可能性が非常に高いからです。
厚生労働省の調査では、別居した夫婦の82.5%が1年以内に離婚しています。(厚生労働省:別居期間別にみた離婚より)
別居した夫婦の多くが離婚する大きな原因は、別居することで夫婦関係修復に必要なコミュニケーションが激減するからです。別居は離婚に繋がることを肝に銘じておきましょう。
※ 別居がNGな理由である詳細は「夫婦関係修復でやってはいけない17の言動【妻との修復ポイントは5つ】」で取り上げています。
何も対処せずに放置する
今ある離婚危機を放置してはいけません。妻はあなたに散々傷つけられた結果、離婚を突き付けました。
それなのにあなたが何も対処せずにいると「私の存在は夫にとって何なの?」という、やるせない気持ちでいっぱいになります。
今の妻はあなたと口を聞いてくれないどころか、目も合わせない状況かもしれません。非常に重苦しい雰囲気でその場を離れたい気持ちになるでしょうが、逃げていては状況が悪化するばかりです。
放置状態が続くほど妻の離婚したい気持ちがより固まります。妻と離婚したくないなら、夫婦関係修復に向けて直ちに動かないといけません。
※ 妻との関係修復の詳細は「妻との関係修復のやり方を徹底解説【5つのポイントで夫婦の絆を取り戻す】」で取り上げています。
※ 妻との関係修復でやってはいけないことの詳細は「夫婦関係修復でやってはいけない17の言動【妻との修復ポイントは5つ】」で取り上げています。
離婚したくない相談は自分に合った適切な人物へ
妻と離婚したくない場合の相談先を取り上げました。いくつかの相談先をお伝えしましたが、どこも正解を教えてくれるところはありません。
今のあなたに合った相談先を見つけ、うまく活用して離婚回避に繋げていくことが大事です。
妻との離婚を回避させる最善の方法
妻から離婚を求められているあなたは、次のような悩みや考えがあるのではないでしょうか。
- 妻とは絶対に離婚はしたくない
- 何をしても妻は許してくれない
- どうすれば離婚を考え直しくれるかわからない
- 調停になったが、それでも離婚を回避したい
- 離婚を回避するための確かな方法が知りたい
私も妻から離婚を求められましたが、何をすればいいかわらず絶望の淵にいました。そんなとき妻との離婚を回避するために、最善だと信じられる方法を知れたことで、今も夫婦を続けられています。
あなたが妻との離婚回避に関して悩んでいるのなら、私が取り入れた離婚回避の方法は、きっと参考になると思います。詳しくは下のリンクから確認ください。