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この記事で解決に繋がるお悩み
妻との関係を修復するには、たくさんのポイントがあります。何も対策せずに感情のままに動いては、いずれ離婚する可能性が高いでしょう。
ここでは妻との関係を修復するための具体的な方法やポイントなどを解説。この記事を読めば、妻との関係が修復できて幸せな家庭を取り戻す可能性が大きく高まります。
なお妻から離婚を求められるなど、離婚危機を迎えて間もない方は「離婚回避は受け入れることの正しい仕方と復縁のポイントを解説【説得はNG】」の記事も合わせてご確認ください。
夫婦関係を修復させないといずれは離婚となる
あなたの妻はあなたに対して、次のような反応しか示さないのではないしょうか。
- 必要最低限の会話しかない
- 笑顔がまったくない
- 離婚してほしいと何度も言われる
- ずっと怒っている…など
これらの状況は明らかに本来の夫婦の姿ではありません。あなたに対して怒りなどの強い負の感情があるからこそ、冷たく突き放しているのです。あなたは今すぐに妻との関係修復に動かないといけません。
「時が経てば妻は元通りになるだろう」などと、問題から逃げているとどんどん状況は悪くなります。
妻は離婚を考えるほど夫に傷つけられたうえに、放置もされていることで負の感情がさらに強まるからです。
「夫婦関係がひどいのに何も対処しないなんて本当に無責任」
「私の存在は家事や育児をするためだけなの」
問題から逃げ続けると比例するように妻の離婚意思は強まり、最終的には子どもと共にあなたのそばを離れるでしょう。離婚を回避したいのなら、直ちに妻と向き合う姿勢が必要です。
夫婦関係が悪化している原因はあなた
「妻から強く突き放されている理由がわからない…」または理由がわかっていても「妻に無視され続けるほど怒らせた理由がわからない」と困惑していませんか。
妻が何に怒っているか、どれだけ傷つけたか、が分からないあなただからこそ妻は心を閉ざしているのです。
妻は離婚も十分に視野に入れているほど夫への信頼を失った。それにまったく気づけなかったあなたは夫としての価値はなく、妻に苦痛を与えるだけの存在なのです。
離婚の崖っぷちにいるあなたにはもう後がありません。逃げずに妻と向き合いましょう。
夫婦関係を修復させるための大前提
妻との関係を修復させるため詳細は後にして、まずは大前提を押さえておきましょう。根幹がわかっていないと修復のスタート時点にも立てないからです。
修復させる大前提
個別に内容をお伝えします。
自分を大きく変える
あなたは自分を大きく変える必要があります。妻にとってあなたは離婚をしたいと思うほど嫌な存在だからです。
妻を二度と苦しめない自分に変われるかどうかで、夫婦を存続できるか否かが決まります。
あなたの長年に対する不満や怒りなどが蓄積されて爆発し結果、妻は夫を強く拒絶する状態に至りました。当然ながら今のあなたのままでは妻の心は閉ざされたままです。
関係修復のためには、妻があなたの何が嫌なのかを知り改善させることは絶対条件といえます。
これまでの自分の言動を反省し、大きく変わる努力を続けるあなたを見れば、妻の頑な心が徐々にほぐれてくるでしょう。
妻との関係修復を焦らない
妻との関係修復にかかる道のりは、長くなることを認識しておきましょう。お伝えした通り、あなたへの長年の不満が溜まり続けた結果が今であり、失われた愛情は簡単には戻らないからです。
夫にずっと苦しめられ続けられたことへの不信感は妻のなかに根強くあり、それが短期間で払拭できるほど甘くはありません。
一時しのぎで反省した態度や今までと違う行動をしても、妻のなかで何ひとつ響かないのは当然といえます。
妻の心を取り戻すには時間が必要です。「夫は本当に変わった」と確信できたなら、妻はあなたとの距離を再び縮めてくれるでしょう。
価値観の違いを受け入れる
妻との関係を修復するには、相手を尊重し理解をもって受け入れ続ける努力が必要となります。あなたの考えを押し続ければ、妻は自分を否定され続けていると感じるでしょう。
倫理観に関する話は別として、自分の考えが絶対に正しいというのは明らかに間違っています。すべての価値は相対的だからです。
もともと夫婦は赤の他人であることを再認識し、価値観の違いを受け入れましょう。
生まれも育ちも違うもの同士が、たまたま出会い恋をして結婚しただけです。結婚したからといって、価値観を一方だけに合せるのは無理がありすぎます。
関係修復きっかけへの第一歩は離婚危機の原因を知ること
これまでの婚姻生活のなかで、自分の何がダメだったのか、どういう言動が妻を苦しめたのか、を徹底的に見つめ直しましょう。妻の嫌だったあなたが何なのかがわからないと改善しようがないからです。
離婚危機を迎えている原因を知るには、妻から直接聞く方法がありますが、拒絶されるなど難しい場合も多くあります。その際は「自分のなかから引き出す」方法が有効です。
自分のなかから引き出す方法
婚姻中に妻と多くの時間を過ごしたあなたは彼女の言動や反応、性格など、あなたしか知りえない情報を多く知っています。
様々な記憶のなかから妻があなたの何に怒り、苦しめられたか、などの情報を引き出すのです。
紙にとことん書きだす
自分のなかから離婚危機の原因を引き出す方法は、簡単ではありません。自分自身と徹底的に向き合う必要があるからです。
自分と向き合うことが不十分だと、自分の都合の良いように分析しがちで、的外れの答えを出します。
離婚危機の原因を自分のなから引き出す基本は、婚姻中の妻とのやりとりなどを紙などに書き起こすことです。例えば、次のような場面を思い返しましょう。
- 妻に指摘されたこと
- 妻の機嫌が悪くなった出来事
- ケンカになった原因…など
このように妻があなたに不満を持ったときの出来事を些細なことを含め、できる限り多く掘り起こし紙などに書き起こしましょう。
紙に書かれている内容は妻があなたに持つ不満や怒りなので、まさに離婚危機の原因といえます。
妻のことを深く理解できる
たとえ妻があなたに離婚危機の原因が何かを話しても、この作業は必ず行ってください。妻があなたの不満に思っているすべてを伝える可能性は低いからです。
また妻との日々を徹底的に思い返すことで、彼女という人間を深く理解できます。妻に関する新たな気づきは関係修復に必ず役立つでしょう。
自分を改めれば妻との話し合いのチャンスができる
離婚危機の原因、つまりあなたが妻を苦しめた点がわかったのなら、当然ながら改善する必要があります。改善なしに妻との関係修復は一切見込めません。
あなたが自分を改める日々を送り始めることで、これまでと違う夫の姿を見た妻の心は少しだけ開けます。これまでは拒否していたあなたとの話し合いを始めようとするでしょう。
話し合いの結果、妻から離婚保留の意志を確認できれば、その後は関係修復に向けて全力を尽くすのみです。
妻との関係修復のポイントはこのあとに詳しくお伝えします。
※ 離婚危機の回避に関する話し合いの詳細は「離婚回避に繋げる話し合いのポイントを解説【妻に届く3つの言葉】」で取り上げています。
修復ポイント① コミュニケーションの改善
人は性格や価値観、物事の考え方などがそれぞれ違います。当然ながら夫婦も同じで、お互いが歩み寄り、話し合いながら折り合いをつけ共同生活をしています。
それなのにあなたは妻に対し「言わないでもわかってくれる」とか「この程度のことは許してくれる」などと思っていませんか。そんな自分に都合の良い考えが、離婚危機の状況を作り出しているのです。
言葉でのやりとりは、コミュニケーションを成立させる要素として最低限のことだといえます。
実際に、妻に対して言葉で何かを伝えてとしても、次のようにコミュニケーションできていない場面が多々あります。
「俺はちゃんと伝えたつもりだよ」
「僕はしっかり聞いていたつもりなのに」
「そんなつもりでは言ってはいないよ」
あなたが「~したつもり」でも、妻にしっかり伝わっていなければ、言ってないのと同じです。
適切なコミュニケーションとは
コミュニケーションは伝える側と、それを受けとる側の両者がいて成立します。重要なのは受けとる側の反応であり、「どのように伝わったか」がすべてなのです。
あなたが伝えたことが妻に伝わっていなければ、まったく意味はなくコミュニケーションは成立していません。
妻の話を傾聴する
ここからはあなたの言葉が妻にしっかり届く、つまり適切なコミュニケーションの仕方をお伝えします。
まずは妻の話にしっかりと耳をすませましょう。妻に「自分の話をしっかり聞いて貰えている、という安心感を与えられるからです。結果、妻の心はほぐれ、話をもっとしたい心理になります。
ポイントは「耳、目、心を傾けて、共感をもって耳をすます」ことです。これを傾聴といいます。
言葉以外の部分も使ってコミュニケーションする
コミュニケーションには「言葉によるコミュニケーション」と、「言葉以外のコミュニケーション」の2種類があります。
言葉以外のコミュニケーション(非言語化コミュニケーション)とは、次のような要素を含んだものです。
- 目
- 声のトーン
- 表情
- 態度…など
これらの要素がコミュニケーションに影響する例を挙げます。
営業成績ではじめてトップをとったとします。その際、上司から真顔かつ棒読みで「おめでとう」と言われても、何も嬉しくありませんよね。
一方、嬉しそうな表情で興奮した声で、握手を求められながら「おめでとう」と言われれば嬉しいはずです。
あなたも「おはよう」や「ありがとう」などを伝えるときは、声のトーンなど言葉以外のものを大事にしましょう。妻への言葉の届き方はまったく違うものになります。
妻の話に共感を示そう
傾聴の要素のひとつでもある共感を深掘りします。女性は共感してもらうのがすごく好きです。共感してもらうことで満足してスッキリするからです。
例えば、妻が外出から戻ってきたとき、その日のことを矢継ぎ早に話しかけ、止まらなくなる場面が今までにありませんでしたか。このとき妻が間違いなくほしいのは共感です。
「うんうん。へえーそんなことがあったんだ。確かにウケるね!」などの共感をすれば妻は喜びます。共感してもらうことで自分が認められたと感じます。あなたも妻の存在すべてを肯定してあげましょう。
妻が話すことに多くの共感を示せば会話も弾みますよ。
妻の利き感覚を知ってコミュニケーションする
利き感覚とは右利きや左利きなど、自分が得意とする感覚であり、「視覚優位」「聴覚優位」「身体感覚優位」に分けられます。なお身体感覚のなかには嗅覚や味覚が含まれます。
例えば、新鮮なイカを見たときに、最初に「透き通っていてキレイ」と感じたなら視覚優位です。また美味しそうと感じたなら「身体感覚優位」、海の音を連想したなら「聴覚優位」となります。
もっとも敏感に反応する妻の利き感覚を知っていれば、より深いコミュニケーションを取ることが可能になります。あなたは妻とずっと一緒に暮らしてきたのですから、彼女の利き感覚は簡単にわかるはずです。
妻と過ごしてきた日々をじっくりと振り返ってみましょう。きっと利き感覚がわかるはずです。
妻の利き感覚が「視覚」の場合
妻の利き感覚が視覚の場合はイメージが重要であり、彼女に理解してもらいやすい表現がポイントとなります。
【判断するポイント】
- 目がよく上を向く
- 視覚的な表現をする
- ボディランゲージをよく使う
妻と直接会って話をするのが有効ですが、視覚優位ゆえにあなたと会うのを嫌がる可能性もあります。妻と直接話せる状況にあるのなら、電話やLINEではなく面と向かって、ボディランゲージも交えながら話しましょう
妻の利き感覚が「視覚」の場合
妻の利き感覚が視覚の場合は、論理的に話すことが重要であり、言葉の選び方や声のトーンを合わせることがポイントとなります。
【判断するポイント】
- 音を表す言葉を使う
- 根拠づけて話をする
- 丁寧な言葉遣いをする
- 論理的に話をする
音を表す言葉とは「ガシャン」「ドンドン」など擬音語のことです。
妻の利き感覚が「身体感覚」の場合
妻の利き感覚が身体感覚であれば、体や感覚から認識するのが得意です。気持ち的な部分が大切なタイプなので、妻の気持ちを考えながら、感情豊かに気持ちを表す言葉を使いましょう。
【判断するポイント】
- 目がよく下を向く
- 身体感覚的な表現をする
- ボディランゲージをよく使う
身体的感覚の表現とは、「冷たい・熱い」や「ふわふわ・カチンコチン」などが挙げられます。
手紙で想いを伝える
あなたの妻に対する想いを手書きの手紙で伝えましょう。あなたの真摯な想いや誠意が伝わりやすく、妻の心をほぐすからです。
あなたは「手紙ではなくLINEで伝えた方がいいのでは?」と思ったかもしれませんが、妻の気持ちを動かすのは間違いなく手紙といえます。
妻にとって特別感があるし、感情に訴えかけやすいからです。あなたが妻に手紙を渡した経験がないのなら尚更でしょう。
感情が感じられない液晶画面の文書で自分の想いを伝えるより、手書きの手紙の方が何倍も伝わります。
妻と会えない状態でも想いを伝えられる
別居中、または同居しているけど妻が顔を合わせてくれないなら、手紙はあなたの救世主となります。お互いが顔を合わせずに想いを伝えられるからです。
LINEやメールは手紙と違って消去される可能性がありますが、手書きの手紙なら妻も気になります。「とりあえずは読んでみようか」となるのが人の本能だからです。
妻の心に寄り添い、あなたの切実な想いが伝わる手紙なら、彼女の頑な心を開くきっかけになります。
手紙は夫婦修復にはとても有効なツールですが、伝える内容を間違えれば逆効果になるので注意が必要です。
※ 妻との関係修復に関する手紙の詳細は「妻が離婚を一旦考え直す手紙のポイント徹底解説【夫婦関係修復へ繋げる】」で取り上げています。
なお妻と関係修復するためには、義両親へも謝罪などの手紙を送ることをオススメします。詳細は「妻の両親(義両親)への謝罪の仕方【手紙や実家に行く場合のポイント】」で取り上げています。
修復のポイント② 家事育児を率先する
妻は家事や育児、仕事に追われ続けて息をつく暇もないほど忙しい日常を送っています。サポートしてくれると思っていた夫はまったくフォローしてくれないため、疲れやストレスが蓄積し心身ともボロボロです。
あなたはこれまで自分の都合だけで動いてきました。これからは妻の負担を軽くするために家事や育児に参加しましょう。手伝うのではなく、常に共に行うという意識が必要です。
特に時間がある休日くらいはあなたが積極的に家事や育児をして、妻の負担を減らしましょう。
あなたがこれまでまったく家事・育児に参加していなかったら、最初は何もかもがうまくいかないことだらけです。妻は失敗し続ける姿を見て、「余計なことしないでよ!」などと罵倒するかもしれません。
たとえボロカスに言われても笑顔で一生懸命に頑張っていれば、その姿を見た妻の心はきっと動かされるでしょう。
子どもとより良い関係を築くことが絆を強める
子育てに参加することは妻との関係修復に大いに役立ちます。今まで子どもと接する機会が少なかったのなら尚更です。
母親の育児にかかる負担は大きいため、あなたが一緒に育児に参加すれば妻の負担が軽くなります。子供が幼い頃は特に手が掛るため、あなたのフォローが必要です。
またあなたが子どもと積極的に関わることで、父親としての存在をアピールできます。実際に父親が育児に関わるほど子供に良い影響をたくさん与えます。
妻に父親の必要性を強く感じてもらえる
良い影響とは、父親と子どもの信頼関係が深まることです。積極的に育児に関わることで親子が触れ合う時間が増える結果といえます。
子どもは父親を頼り、甘えるようになります。妻がその姿を見れば、父親の必要性を強く感じるでしょう。
また入園から小学生の間に父親と多くの時間を過ごした子どもは、そうでない子どもと比べIQが一段と高くなる研究結果もあります。父と子の時間は子どもの能力を育てるのにも大いに役立つのです。
子どもと積極的に接することで、妻との共通の話題や共感が増えるので、夫婦の絆が強まりますよ。
修復のポイント③ 夫の価値を上げる
妻があなたとやり直したいと思わすためには、夫としての価値を上げなければなりません。そのためには妻に「私には夫が必要」だと思ってもらう必要があります。
あなたの夫の価値をすぐにでも上げられる方法は、妻が困っていることを見つけてフォローすることです。
今すぐできる夫の価値の上げ方
例えば、妻が急な残業で帰宅が遅くなるとわかっているのなら、家族分の料理を作る、または弁当を買って用意する。
他には、妻の手が荒れていて水仕事が辛そうな場合は、「洗い物と風呂掃除やっておくよ」といった配慮の言葉です。やった後は「これで大丈夫かな?」など、いつも担当している妻への気遣いも忘れずに。
妻への思いやる言動こそが自然とできるようになれば、あなたの価値は自然と上がるでしょう。
経済的な負担をかけさせない
夫の価値として重要なのはやはり経済力です。たとえ愛情があっても、お金の苦労は愛情が冷める原因になります。
特に、会社を辞めたのに仕事を見つけない、浪費癖がひどい場合は離婚に繋がりやすいです。
経済的に苦しい状況が続いているのなら、バイトや副業をして収入を増やしましょう。
夫婦関係の悪化の原因が“お金だけ”なら、稼ぐことを頑張る、または浪費をやめればいいだけの話なので、何とでもなります。
修復のポイント④ 誓約書を妻に差し出す
妻は離婚を考えるほど、あなたに対する愛情は冷めて信頼も低くなっています。失ったものを取り戻すためには、「誓約書」を差し出してあなたの覚悟を形に残しましょう。
誓約書とは、例えば浮気をしたなら、二度としないという誓いや、その他あなたが改めるべき点などを載せた書面です。誓約書を差し出すことで、心からの反省と妻とやり直したいという気持ちが伝わりやすくなります。
誓約書に記載すべき主な内容
- 作成日
- 当事者の氏名
- 事実関係
- 浮気などの禁止行為
- 禁止行為を破った場合の罰則
罰則事項を破ったときは、夫は妻に対し慰謝料の支払いなどのペナルティが課せられます。このような内容の誓約書を差し出した夫に対し、妻は夫の関係修復への本気度を感じとるでしょう。
修復のポイント⑤ その他
妻との関係を修復させるための、その他のポイントは次の通りです。
個別に簡単な説明をします。
「ありがとう」を欠かさない
妻へ日々の家事育児の行いに「ありがとう」の言葉をかけるのはもちろん。あなたが日々変わりなく過ごせていることのすべてに感謝しましょう。
心のなかで感謝しても妻へは何も伝わりません。言葉や態度で「ありがとう」の気持ちを示す必要があります。
愛情を積極的に表現する
愛情も感謝も謝罪も何でもそうですが、言葉や態度でしっかり表現しないと妻には何も伝わりません。気持ちが伝わらなければ「夫にとって私は何なんだろう。家政婦でしかないのかな…」と不満を感じます。
今さら恥ずかしいとは思わず、あなたの妻への愛情がしっかり届くよう積極的に表現しましょう。
愛しているとか好きだけではなく、妻のことを褒める、髪型などの変化に気づき言葉にする、なども愛情表現のひとつです。スキンシップをとれる状態ならハグをするなどの行為もいいでしょう。
日常会話を増やしていく
意識的に日常会話を増やしていきましょう。今日は何があったのかを話したり聞いたりすることは関係修復に欠かせません。お互いが一緒にいないときの出来事をわかり合うことで会話が弾むからです。
また会話を増やすことで妻の知らない部分も見えるので、妻のことを理解するのにも役立ちます。
妻に話しかけても無視されている状態なら、まずは「おはよう」や「おやすみ」などの言葉を明るくかけましょう。無視されているからといって、黙っていても状況は変わりません。
相手の反応を変えたいのなら自分から動くことは世の鉄則です。
義両親と良好な関係を築く
妻の両親があなたを受け入れるならコミュニケーションをよくとりましょう。妻とすれば自分の両親と夫が良好な関係を築いてもらえれば、当然ながら嬉しいからです。
定期的に妻の両親のところへ子どもを連れて顔を出したり、一緒に外食したりするなどして、関係性を深めましょう。
夫婦関係の修復でやってはいけないこと
ここまで夫婦関係を修復するポイントをお伝えしましたが、逆にそれだけはしてはダメという言動があります。やってしまいがちなこともあるので必ずチェックしてください。
関係が悪化する絶対NG言動
- 自分を正当化する言葉
- 妻を否定する言葉
- 感情に任せた言葉
- 経済的な不安を理由に離婚を回避しようとする
- 子どもや親を理由に離婚を回避しようとする
- 上から目線の言葉を口にする
- 弁護士に依頼や相談をする
- 自分のほうから別居する
- 問題から逃げて放置する
- ネガティブな発言をする
- 元の自分に戻ってしまう
箇条書きだけではわかりにくい点や、強調したい点をいくつか補足します。
上から目線の言葉を口にする
上から目線とは、モラハラ傾向が強い人に多いです。上から目線の言葉を例に挙げると「家事をしてもいいです」「君が求めるなら~できます」などです。
これらの言葉が上から目線だとわからないなら、カウンセリングを受けるようにしましょう。モラハラを改善しない限り離婚は回避できません。
弁護士に相談や依頼をする
弁護士に夫婦関係修復に関する相談や依頼をすると、マイナスに働く可能性が高いため避けましょう。弁護士は夫婦関係修復に関しては専門外だからです。
加えて弁護士は攻撃的なイメージがあります。よって夫に弁護士が関与していると知られると、妻も弁護士をつけるでしょう
双方に弁護士がつけば離婚する流れで話が進んでしまいます。
※ 離婚回避の相談先に関する詳細は「妻と離婚したくないときの相談は誰に?【相談OKな人物とダメな人物】」で取り上げています。
ネガティブな発言をする
妻や子どもの前ではグチや文句などのネガティブな発言をしてはいけません。言霊という言葉がある通り、マイナスの言葉を口にすれば悪いことが起こりやすいからです。
ネガティブな発言は、あなたとの関係を悲観的に考えている妻の心を、余計に刺激するため絶対にNGです。
一方、ポジティブな心や言葉は妻の心を和ませます。ポジティブな精神でいるためにも日頃から前向きな姿勢で過ごしましょう。
元の自分に戻ってしまう
夫婦修復のポイントを実践する日々を送れば、妻の態度が元に戻る日がくるでしょう。しかし元のあなたに戻っては絶対にいけません。
喉元過ぎれば熱さを忘れるような夫に失望するからです。妻のあなたに対する信頼はゼロになり、離婚を確定させるでしょう。
※ 妻との関係修復でやってはいけないことの詳細は「夫婦関係修復でやってはいけない17の言動【妻との修復ポイントは5つ】」で取り上げています。
夫婦関係修復に疲れてしまったなら
既にお伝えした通り、妻のあなたに対する愛情は簡単には戻りません。妻との関係修復に向け努力し続けても、彼女の心がなかなか開かない場合もあります。
一向に状況が変わらないことに疲れてしまったなら、以下のように考えましょう。
見返りを求めない
「これだけ自分を改めたのだから、妻は必ず僕を認めてくれるはずだ」といった、見返りを求めないでください。夫が見返りを求めて行動しているのを、妻に見抜かれるためです。
夫が私のために変わろうとしているけど、それに答えなければ、というのが、妻には重荷になります。
妻が今もあなたの傍にいるだけでも十分じゃないですか。そのことに感謝の気持ちをもって自然に接していれば、妻もいつかは心を開くでしょう。
「絶対にしなければ」という気負いをなくす
「妻との修復のために〇〇を絶対にしなければ」という気負いはなくしましょう。気負い過ぎると余裕が失われ、ネガティブな感情に囚われやすくなるからです。
加えて、高いテンションを常に保つのは難しく、できないことに自己否定するなど逆にストレスを抱えます。
「今日は妻が少し笑ってくれたからOK」
「妻のフォローが自然にできている自分をほめよう」
「全部はできなかったけど、子どもといっぱい遊んだからよしとしよう」
このようにポジティブ思考をすれば、心の余裕をもてる大きな要因となります。
以上の考え方をもって妻に接すれば、夫婦関係の修復に疲れ果てることを防げるでしょう
妻や子どもに幸せを与えられる人間になろう
妻との関係を修復するための具体的な方法やポイントなどを取り上げました。
夫婦関係を修復するには、離婚危機の原因を改善するのは当然のことといえます。加えて今のあなたに必要なのは、妻や子どもを幸せにするという使命感を持って、実際に行動することです。
あなたが家族に与えられるものはすべて与え、妻や子どもの喜ぶ顔をたくさん作りましょう。幸せだと妻に感じてもらえれば、以前のような仲睦まじい夫婦に戻れます。
妻との離婚を回避させる最善の方法
妻から離婚を求められているあなたは、次のような悩みや考えがあるのではないでしょうか。
- 妻とは絶対に離婚はしたくない
- 何をしても妻は許してくれない
- どうすれば離婚を考え直しくれるかわからない
- 調停になったが、それでも離婚を回避したい
- 離婚を回避するための確かな方法が知りたい
私も妻から離婚を求められましたが、何をすればいいかわらず絶望の淵にいました。そんなとき妻との離婚を回避するために、最善だと信じられる方法を知れたことで、今も夫婦を続けられています。
あなたが妻との離婚回避に関して悩んでいるのなら、私が取り入れた離婚回避の方法は、きっと参考になると思います。詳しくは下のリンクから確認ください。
併せて確認しておきたい記事
離婚回避するための方法と成功事例を紹介しています。